オープンウェーブシステムズは27日、インターネットイニシアティブ(IIJ)やKDDIなど11社と「Japan Messaging User Group」(JMUG)を設立した。
JMUGは、オープンウェーブが提供するメッセージング製品顧客である通信事業者やISPを対象にした組織で、迷惑メール対策など業界共通の課題に取り組むという。米Openwave本社の経営陣による将来計画の発表や、業界アナリストによる講演、顧客ニーズを検討するテーマ別の会議などを実施する予定だ。
JMUGに参加する企業は、アットネットホーム、伊藤忠テクノサイエンス、IIJ、大塚商会、KDDI、東芝ソリューション、日本テレコム、日本ヒューレッド・パッカード、パワードコム、ぷららネットワークス、ボーダフォンの11社。
オープンウェーブは、2003年12月に創設された北米の大手通信事業者を対象とした「Messaging Anti-Abuse Working Group」(MAAWG)に関わっており、迷惑メール関連の問題に取り組んで来たという。同社では、「調査によると迷惑メールの被害額は年間26億ドルから42億ドルと推定され、IT業界においては緊急かつ重要な課題だ」とコメントしている。
関連情報
■URL
オープンウェーブ
http://japan.openwave.com/
ニュースリリース(IIJ)
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2004/0427.html
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( 鷹木 創 )
2004/04/27 12:55
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