ソフォスは6日、2004年4月の「月間トップ10ウイルス」を発表した。1位は「W32/Netsky-P」で、以下2位から5位までもすべてNetskyの亜種で、Netskyウイルスの被害の大きさを示す結果となっている。
このランキングは、同社の世界各国のカスタマーセンターに寄せられた報告を元に、ウイルス被害の集計をまとめたもの。4月にもっとも被害報告の多かったウイルスは「W32/Netsky-P」で、報告件数は全体の23.2%を占めている。以下、2位は「W32/Netsky-B」の20.2%、3位は「W32/Netsky-D」の16.8%、4位は「W32/Netsky-C」の5.0%、5位は「W32/Netsky-Q」の2.8%と、1位から5位まではすべてNetskyの亜種が並んでおり、被害報告全体の約70%をNetskyが占めている。
このほか、被害報告件数の多かったウイルスは、6位が「W32/Sober-F」、7位が「W32/Netsky-J」、8位が「W32/Bagle-Zip」、9位が「W32/Gibe-F」、10位が「W32/Netsky-T」となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20040506topten.html
( 三柳英樹 )
2004/05/07 11:10
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