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「情報伝達度チェッカー」の結果表示ウインドウで問題のある項目をクリックすると、Webページ内の対応する部分が反転表示される
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アライド・ブレインズ株式会社は10日、同社の運営するWebサイト「A.A.O.」において、Webページのアクセシビリティを点検するソフト「情報伝達度チェッカー Ver.4」をシェアウェアとして提供開始したと発表した。30日間試用できる無料試用版がダウンロード配布されており、継続利用料金は2,100円となっている。Windows XP/2000/Me/98、Internet Explorer(IE)5.0以上に対応する。
情報伝達度チェッカーは、高齢者や障害者でもWeb上の情報に問題なくアクセスできるかどうかをチェックするツール。チェックする項目は、アクセシビリティ確保に必要となる基本項目だという「文章構造の適切さ」「リンク文章の適切さ」「テーブル構造」「画像のALT属性」の5項目。IEで開いているWebページ上で右クリックして表示されるメニューから「情報伝達度チェッカー」を選ぶだけで、HTMLのチェックが行なわれ、結果が別ウインドウに表示される。Webサイトの制作者が、自主的にWebページのアクセシビリティを向上するのに役立てられるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.a-brain.com/HP/do/itcheck/press.html
関連記事:総務省、Webアクセシビリティチェッカー「ウェブヘルパー1.0」を公開
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0520/webh.htm
関連記事:日本規格協会、Webアクセシビリティに関するJIS規格素案
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/10/27/890.html
( 永沢 茂 )
2004/05/10 19:55
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