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シマンテック、スパム対策などを強化したメールセキュリティ製品


 シマンテックは12日、スパム対策やコンテンツフィルタリング、ウイルス対策機能などを統合したメールセキュリティソリューション「Symantec Mail Security 4.5 for Microsoft Exchange(SMS 4.5)」を6月15日より販売開始すると発表した。価格は、10~24ライセンスの場合で1ライセンスあたり6,300円から。

 SMSは、ヒューリスティック技術を採用したスパム対策エンジンや送受信者のホワイトリスト作成、ウイルス対策機能などを統合した法人向けのメールセキュリティソリューション。最新バージョンではMicrosoft Exchange 2003に完全対応し、高速化とメール本文、添付ファイルの安全なスキャンを実現した「VirusScan API 2.5」にも対応している。

 スパム対策エンジンは、受信メールにスパムの特徴がないかを分析し、通常のメールの特徴と比較することで、受信メールの“スパム度”をレーティングする。スパム度を判定された受信メールは、企業ポリシーによって処理方法を選択することができる。例えば、「スパム度合いが3以上だった場合は捨てる。2以上であれば、件名だけ送信して受信者に確認させる」などの対応が可能だ。

 また、送信者・受信者のホワイトリストを作成することによって、ホワイトリストに該当するメールをスパムチェックやブラックリストチェックから除外することができる。

 なお、シマンテックでは、Dominoサーバー向けの統合メールセキュリティソリューション「Symantec Mail Security for Domino」発表しているが、機能的にはSMSとほぼ同内容だ。


関連情報

URL
  シマンテック
  http://www.symantec.co.jp/region/jp/


( 大津 心 )
2004/05/12 17:28

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