アーク情報システムは、Windows XP/2000用のシステムドライブ保護ソフト「HD革命/Win Protector Ver.1」を6月11日に発売する。価格は13,440円。システムドライブへの書き込みや変更を一切禁止した状態でWindowsを稼働でき、ウイルスによるレジストリの改変やWindows起動時・終了時のファイル破損による不具合が起きた場合でも、再起動するだけで元の状態に戻せるとしている。
Win Protectorでは、同社独自のPPT(Perfect Protection Technology)ドライバにより、Windowsが起動ドライブに対して行なっているデータの書き込み操作を、あらかじめ同ドライブ上に設定した一時ファイル領域に対して行なうようになっている。一方、データの読み込みは起動ドライブから通常通り行なわれ、ファイルシステムからは一時ファイル領域も含めて1つのドライブと認識される。これにより、システムドライブへの書き込みを禁止しながら、Windowsを通常と同じように使用できるという。一時ファイルはWindowsを終了した時点で消去されるため、その間のシステムドライブへの変更情報は無効となり、次回の起動で元の状態に復元される仕組みだ。
なお、デスクトップやマイドキュメント、Internet Explorerのお気に入り、かな字変換ソフトや各アプリケーションの設定などについては、Windowsを終了してもデータが消えてしまわないように、「Data Transfer」機能で他のドライブや論理ドライブに待避させることが可能だ。
関連情報
■URL
製品概要
http://www1.ark-info-sys.co.jp/products/products_pc/WinProtector/index.html
( 永沢 茂 )
2004/05/17 19:35
- ページの先頭へ-
|