ロシアのSecurityLabは、CISCO Systemsのネットワーク機器を制御するOS「IOS(Internetwork Operating System) 12.3/12.3t」のソースコードが流出したと発表した。流出したデータ量は全部で800MBに達したとし、「ipv6_tcp.c」「ipv6_discovery_test.c.」という2つの流出ファイル名を公開している。
SecurityLabによれば、同社はすでに流出したソースコードを入手。検証の結果、「CISCO IOS」の一部であることが判明したという。ソースコードは、「darknet@EFnet」というIRCシステム上で、「franz」と名乗る人物から流出。同人物は、証拠として2.5MBのデータをチャット上に流出したとしている。
なお、CISCOでは、「ソースコードが流出したという報道は認識している。事実関係については調査を開始したところだ」という。
関連情報
■URL
ニュースリリース(ロシア語)
http://www.securitylab.ru/45221.html
( 鷹木 創 )
2004/05/18 18:20
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