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「OpenOffice.org」のワープロソフト「Writer」
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オープンソースコミュニティのOpenOffice.orgは21日、オフィススイートの最新版「OpenOffice.org 1.1.1 日本語版」を正式リリースしたと発表した。Windows XP/2000/NT/Me/98、GNU/Linux(X86)に対応。現在、同団体のWebサイト上から無料でダウンロードできる。
OpenOffice.org 1.1.1は、OpenOffice.org 1.1.x系の最新バージョン。509個のバグ修正に加えて、87言語のスペルチェックや禁則ルール、類語辞典をダウンロードできる「OOoDicオートパイロット」機能の実装し、CADで使われる標準的なファイルフォーマットである「DXFファイル(R14以降)」のインポートが日本語に対応した。
日本語版については、OpenOffice.org 日本ユーザ会が開発。日本ユーザ会ビルドのWindows版では、「MS P 明朝」などの日本語フォントを含むファイルをPDFに書き出す際に、正しく出力されない不具合を修正したほか、起動スプラッシュ画像の変更、Word97/95ファイルをRTFで保存した時の日本語文字化けの修正などの変更が加えられている。
日本ユーザ会では、FreeBSD版、Solaris SPARC版、Mac OS X版(開発版)も順次公開する予定だという。
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表計算ソフト「Calc」
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プレゼンテーションソフト「Impress」
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英語版とは異なる日本語版起動スプラッシュ
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関連情報
■URL
リリース情報(OpenOffice.org 日本ユーザ会)
http://ja.openoffice.org/marketing/news/111.html
■関連記事
・ 「OpenOffice.org 1.1.1英語版」がリリース、日本語版も数日中に登場(2004/04/01)
( 鷹木 創 )
2004/05/21 17:00
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