ライブドアは、2004年9月期の中間決算を発表した。売上高は前年同期比で152.9%増となる約80億9,100万円。当期純利益は約8億9,100万円の黒字となった。
発表では、通期業績予想を上方修正。修正前の売上高は約206億3,300万円、当期純利益は約17億6,200万円だったが、売上高を250億円、当期純利益を20億円にそれぞれ修正した。業績修正の要員としては、新たに連結子会社となった日本グローバル証券とターボリナックスの業績が当初の見込みより好調だったほか、電子マネー「bitcash」の利用が拡大したことを挙げている。
ライブドアでは、今後の方向性として「メディアとしての地位確立」を挙げた。ポータルサイト「livedoor」において、視聴者層の広がりを示す指標「リーチ」で国内1位を目指すという。そのために、2004年第3四半期には、ショッピングサイトのオープンやコミュニティ系サービスの充実などのサービスラインナップ拡充を図り、続く第4四半期には、マスプロモーションによる認知度向上やインターネット証券システムをオープンする予定だ。
また、「現在、インターネットはメディアシェアで、新聞、雑誌、ラジオの合計値を越える“第2のマスメディア”になった」と分析。「テレビとネットの“ツートップ時代”を予感している」という。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=312
livedoor ファイナンス
http://finance.livedoor.com/
( 鷹木 創 )
2004/05/21 20:06
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