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パッチ適用状況を検査できる無償ツール「MBSA 1.2日本語正式版」を公開 |
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マイクロソフトは25日、セキュリティ構成やセキュリティ修正プログラム（パッチ）の適用状況などを検査できるツール「Microsoft Baseline Security Analyzer（MBSA） 1.2 日本語版」の無償提供を開始した。現在、同社Webサイトからダウンロードできる。 MBSA 1.2は、ネットワーク内の複数のPCに対して、OSのパッチ適用状況やIIS（Internet Information Services）、SQL Serverなどのセキュリティ構成を検査できるツールだ。既に評価用の「日本語早期提供版」が1月20日より提供されており、利用ユーザーは自動的にアップデートされるという。 MBSA 1.2では、新たに「データベースの自動ダウンロード機能」や「複数言語OSへの対応」が可能となった。データベースの自動ダウンロード機能では、MBSA実行時にセキュリティ更新プログラムのデータベースをマイクロソフトより自動的にダウンロードする。したがって、常に最新の状態に保つことが可能だという。また、複数言語のOSへ対応したことにより、検査対象のOS言語に合わせたデータベースを自動的にアップデートすることが可能となった。 検査対象となるOSには、Exchange Server 2003、Microsoft Data Access Components（MDAC）2.8/2.7/2.6/2.5。Microsoft 仮想マシン、MSXML 4.0/3.0/2.6/2.5、BizTalk Server 2004/2002/2000、Commerce Server 2002/2000、Content Management Server（CMS） 2002/2001、SNA Server 4.0、Host Integration Server（HIS） 2004/2000が、新たに追加されたほか、ローカルでは、Microsoft Office Systemもスキャン可能となった。 なお、MBSA 1.1用データベースは7月14日に提供終了するため、マイクロソフトでは、MBSA 1.2への早急なアップデートを推奨している。 関連情報 ■URL ニュースリリース http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1936 ダウンロードサイト http://www.microsoft.com/japan/technet/security/tools/mbsahomej.mspx
（ 大津 心 ）
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