ヤフーとオーバーチュアは1日、Yahoo! JAPANの検索結果ページに表示される有料広告枠「スポンサーサイト」に、オーバーチュアのキーワード連動広告「スポンサードサーチ」を独占表示することで合意したと発表した。
ヤフーはこれまで有料リスティング事業において、オーバーチュアのほかにGoogleとも提携しており、スポンサーサイト枠にはスポンサードサーチと「Googleアドワーズ広告」を交互に表示する方法をとっていた。これが1日からは、スポンサードサーチのみの表示となった。広告枠は検索結果ページの上部に最大4件、下部に最大2件で従来と変わりない。
ヤフーによれば、2003年度第4四半期におけるヤフーの広告売上のうち、すでに30%程度をスポンサーサイトが占めるまでに成長しているという。当初は有料リスティング事業の可能性を模索する意味もあって、その分野で競合する2社と同時に提携するというかたちをとったが、今後は1社とがっちりと手を組んだほうがスポンサーサイトの市場拡大が図りやすいと判断した。
ヤフーとオーバーチュアは、オーバーチュアのコンテンツ連動広告「コンテンツマッチ」についても、すでにYahoo!掲示板や「地域情報」カテゴリにおいて表示を開始しており、有料リスティング事業での連携を強化している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/2004/0601.html
関連記事:ヤフー、オーバーチュアおよびGoogleと提携
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1118/yahoor.htm
関連記事:Yahoo! JAPAN、検索結果で「スポンサーサイト」表示を開始
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1127/yss.htm
( 永沢 茂 )
2004/06/01 19:02
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