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ルールの説明ページ。このほか、PCのそばに貼って使えるよう、プリントアウト用のページも用意している
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「goo」を運営するNTTレゾナントは10日、小学生向けポータルサイト「キッズgoo」において、インターネットを安全に利用するために子供たち自身が守って欲しいルールを制定し、「ぼくのわたしの『7つのルール』」として公開した。
その名称からもわかるように7つの項目からなっており、インターネットは両親や先生の目の届くところで楽しむこと、自分のユーザーIDやパスワードは両親以外には仲のよい友達にも教えないこと、いやなことや困ったことがあったら両親や先生に知らせることなどが示されている。
gooではこれまで、有害なコンテンツをカットする「アダルトフィルタリング機能」を無料提供するなど、子供がインターネットを楽しめる環境の整備を進めてきたが、子供たち自身にインターネットを利用するにあたっての意識の持ち方を示したり、注意を喚起するような取り組みは今回が初めて。gooで5月に実施した家庭や学校における子供のインターネット利用に関するアンケートにおいて、インターネットの利用ルールを設けていない人が半数あったのを受けて、今回のルールを制定・公開することにしたという。
NTTレゾナントでは追って、有識者の意見などもふまえながら保護者向けのガイドラインを制定するとともに、各家庭でインターネットの利用ルールを作成するのを支援するツールの提供などを予定している。当初は子供向けルールと同時に提供することを考えていたが、佐世保市の児童殺害事件をきっかけに子供とインターネットの関わり方に世間の関心が及んでいることから、子供向けルールを先行して公開することにした。
なお、7つのルールはキッズgooの利用案内ページの中に掲載されているほか、gooにおいて各種コミュニティサービスを利用する際に必要な「gooパスポート」の新規登録ページからもリンクされている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://help.goo.ne.jp/info/n_release/n_040610.html
ぼくのわたしの「7つのルール」
http://kids.goo.ne.jp/info/rule.html
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