6月23日でDNSが21歳に

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6月23日でDNSが21歳に

　Domain Name System（DNS）が誕生してから、6月23日で21周年を迎える。Jon Postel氏とDNSを共同で発明したPaul Mockapetris氏が所属する米Nominum社が、21日に発表した。

　DNSが存在する以前は、インターネット上のすべてのコンピュータはIPアドレスを掲載したカタログを手動で入力することで他のコンピュータに接続していた。このわずらわしさを解決するためにPostel氏とMockapetris氏がDNSを開発し、1983年6月23日に南カリフォルニア大学で初めてテストされた。

　DNSが21周年を迎えることについてMockapetris氏は、「今年だけでも10億以上のユーザーがメールを送信したり、Webページをブラウズしたり、RFIDを使って在庫を追跡するためにDNSと関わることになる。私は、次の5年間でDNSの使われ方が劇的に増えることを予期しており、過去21年間に想像したことをも上回ることになるだろう」とコメントした。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://www.nominum.com/popupPressRelease.php?id=314
　関連記事：DNS誕生から20周年
　 http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0624/dns.htm

（青木大我 taiga@scientist.com ）
2004/06/22 11:59

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