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ゼッタ、ハードディスク復旧ソフトの新版「リカバリー王Z Ver.2」


スケジュール管理画面。Windows Updateなどシステムの変更を行ないたい場合には、いったん「修復しないモード」に切り替える
 ゼッタテクノロジーは25日、ハードディスク復旧ソフトの新バージョン「リカバリー王Z Ver.2」を7月1日に発売すると発表した。Windows XP/2000に対応し、価格は10,500円(1ユーザー版)から。ウイルス対策ソフトとの併用やWindows Updateの更新が容易になったとしている。

 リカバリー王Zでは、最大8つのドライブとBIOSを保護することが可能で、再起動するだけで以前の状態に戻せる。ウイルス感染や設定ミスによるトラブル対策のほか、インターネットカフェや学校のPCを初期状態に保つためにも導入されているという。

 新バージョンでは、ドライブ単位での保護に加えて、ファイルやフォルダ単位でも保護対象を設定できるようになった。ウイルス対策ソフトの定義ファイルを保護対象から外すことで、ハードディスクの復旧後も定義ファイルは最新に保つことができる。なお、リカバリー王Zが対応する「Symantec AntiVirus Corporate Edition 8.0
/8.1」と「ウイルスバスターコーポレートエディション5.5」については、自動的に定義ファイルなどが保護対象から外される。これ以外のウイルス対策ソフトについては、定義ファイルなどを保護対象から外すようユーザーが手動で設定することで対応できる。

 さらに新バージョンでは、スケジュール管理機能を追加した。Windows Updateを行なう前にいったんリカバリー王Zの復旧設定を解除し、Updateの終了後に再び保護に入るようスケジュール設定することで、 Windows Updateによるシステムの更新も容易に対応できるようになった。従来バージョンで同様の操作を行なうためには、Windowsのタスクにひとつひとつコマンドを登録していかなければならなかったという。

 リカバリー王Zには、ネットワーク上のクライアントPCに対して、グループごとに保護設定や復旧操作を一括で行なえるリモート管理機能も備える。管理者PCは、Windows Server 2003/XP/2000に対応する。


リモート管理画面。管理者PCから、クライアントPCの電源状態やIPアドレス、ハードディスク使用領域などを確認したり、復旧ポイントを変更することが可能

関連情報

URL
  製品概要
  http://www.zetta.co.jp/edu/RecoveryOHZ/


( 永沢 茂 )
2004/06/25 15:39

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