Webドメインマーケティング事務局は1日、商品パッケージに記載されているURLに関するユーザー意識調査の結果を公表した。回答者の68%はパッケージに記載されているURLにアクセスしたことがあり、URLは「商品名.jp」といった覚えやすい形式のものが好まれるという結果となっている。
今回の調査では、商品のパッケージに記載されているURLについて、アクセス経験の有無やアクセスした動機、URLの形式に対する感想などについて、Webによるアンケートを実施。期間は6月17日~18日で、回答者数は515人。
調査結果によれば、商品パッケージに記載されているURLに対して「アクセスしたことがある」と回答した人は68.0%で、アクセスしようと思った動機については「プレゼントキャンペーンに応募したかったから」(73.1%)、「Webサイトの存在を知って興味をもったから」(49.7%)、「商品サポート情報を知りたかったから」(38.0%)、「その他の関連商品の情報を知りたかったから」(35.7%)などの項目が高くなっている。
商品パッケージに記載されているURLの形式については、「商品名.jp」という形式のURLでは74.2%の人が覚えやすいと回答しているが、「企業名.co.jp/商品名/」では覚えやすいと回答した人は23.3%にとどまっている。また、「商品名.jp」という形式のドメインは「アクセスしやすい」「商品に対する興味が沸く」といった項目でも他の形式に比べて高い数値となっており、商品パッケージに記載するURLとして有効であるとしている。
パッケージにURLが記載されている方が良いと思う商品については、「食料」(78.4%)、「飲料」(76.7%)、医療品(62.9%)などが高く、キャンペーンへの応募を目的としたアクセスについても「飲料」が310件、「食品」が96件で、この2つのカテゴリーが回答のほとんどを占めている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://webdomainmarketing.jp/research/03.html
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( 三柳英樹 )
2004/07/01 18:48
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