米Microsoft、今後4年間で750億ドルを株主に還元へ

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米Microsoft、今後4年間で750億ドルを株主に還元へ

　米Microsoftは20日、配当金の引き上げや特別配当、株の買い戻しによる株主への還元計画を役員会が同日承認したと発表した。配当の水準が維持されたと仮定すると、還元額の合計は今後4年間で750億ドルに達するとしている。

　Microsoftはまず、現在は1株あたり年間16セントとなっている配当を実質2倍に引き上げ、四半期ごとに8セント配当する。これにより1年間で約35億ドルが株主に還元される。さらに、今後4年間で300億ドルの自社株買い戻しを実施するほか、株主の承認が得られれば1株あたり3ドルの特別配当を1回実施する。特別配当では合計で約320億ドルが支払われることになる。

　Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、「我々は革新と遂行により、長期的に売上や利益、株主の価値を高められると確認している。進行中の主な訴訟問題への対応もうまくいっており、7分野すべての事業も成長している。今後も継続してすべての事業に多大な投資を行ない、業界における革新者としての地位を維持する一方で、我々は株主に対して今後4年間で合計で750億ドルを準備することができる」とコメントしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/jul04/07-20boardPR.asp

（永沢茂）
2004/07/21 15:45

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