米Microsoftは2日、米国のインターネットユーザーがサーチエンジンで何を検索しているのか調査した結果を発表した。
調査は、Microsoftが運営するMSNと調査会社のHarris Interactiveが6月下旬から7月上旬にかけて実施したもので、成人2,200人以上から回答を得た。これによると、「インターネットで自分自身を検索したことがある」とした人が39%あったほか、「疎遠になった友人」が36%、「家族」が29%、「元カレ」または「元カノ」が17%あった。
サーチエンジンを利用する際の癖は、地域や性別によって違いがあることもわかった。例えば、ニューヨーカーは投資に関するニュースを検索する傾向があったのに対して、ロサンゼルスの人は娯楽にフォーカスしていたという。また、男性は予想どおり自動車やテクノロジー、科学のトピックを検索する傾向があり、女性は有名人のニュースやスキャンダルとともに健康やファッションについて検索していた。このほか世代別でも検索対象に傾向の違いが表われている。
なお、回答した人の49%がサーチエンジンを少なくとも1日に1回は利用していたほか、探している情報を得るのに最も手っ取り早い方法はサーチエンジンだと回答した人が69%に達した。Microsoftでは、「この調査結果から、ユーザーがあらゆるニュースや情報を入手するのにサーチエンジンを頼りにしていることが証明された。そのトピックの範囲は戦争から大統領選、有名人のゴシップ、さらには音信不通の友人探しにまで及ぶ」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/Aug04/08-02SearchPollPR.asp
関連記事:米国ネット利用者の4分の1が検索エンジンで自分の名前を検索
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0704/pew.htm
( 永沢 茂 )
2004/08/03 16:25
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