NECは3日、文書データから特徴的な単語を抽出して、文章の内容を分析するテキストマイニングツール「TopicScope Version2.0」を発売した。従来のバージョンに比べて、テンプレート機能やナレッジマネージメントソフトとの連携機能などを強化しており、価格は262万5,000円から。
TopicScope Version2.0は、文書データから特徴的な単語を抽出するなど、文章の内容を分析するテキストマイニングツールで、顧客からの要望や営業日報など企業が保有する大量の文章データの分析に用いられることを想定した製品。新バージョンとなるVersion2.0では、あらかじめ文章データの分析条件や分析の実行順序などを設定したテンプレート機能に対応。また、分析結果を時間軸に沿った形での比較表示や、NECソフトの「KnowledgeWorld」などのナレッジマネージメントソフトとの連携機能に対応した。
また、NECではTopicScope Version2.0を活用したマーケティングコンサルティングサービス「RAPID/CRM(顧客データマーケティング)」の提供も開始する。同サービスは企業の業務プロセス改善などを統合的に支援するもので、顧客のコールセンターやアンケートで寄せられた問い合わせや意見などをNECが分析・報告する「お試し分析サービス」などから構成される。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0408/0301.html
( 三柳英樹 )
2004/08/03 16:37
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