NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は12日、東京海上火災保険と共同で個人情報漏洩対策ソリューションを9月から提供すると発表した。NTT Comが行なうセキュリティ教育、監査、システム構築などに、東京海上の損害保険を組み合わせたサービスとなる。
個人情報漏洩対策ソリューションは、重要情報を取り扱う業務全般にわたる情報セキュリティの診断を行ない、診断結果に基づいた情報セキュリティリスクの財務インパクト分析を作成。企業のセキュリティレベルに応じて、外部からの侵入・攻撃の防御対策(レベル1)、内部犯行の防御対策(レベル2)、リアルタイムでの不正アクセス検出システム(レベル3)といったセキュリティ対策パッケージを導入する。セキュリティ対策パッケージには、データベース化された個人情報が漏洩した場合などを補償対象とする損害保険が含まれ、NTT Comが行なうセキュリティ診断のレベルに応じて、保険料の割引率が変化する。
NTT Comではソリューションの導入により、リスク管理状況の説明責任の達成、個人情報保護法などリスクの変化に対応した組織の確立などの効果が期待できるとしており、2005年3月までに1,000セットの販売を見込んでいる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2004NEWS/0008/0812_2.html
( 三柳英樹 )
2004/08/12 18:28
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