米Computer Associates International(CA)は16日、スパイウェア対策ソフト大手の米PestPatrolを買収したと発表した。買収は現金で行なわれたが、金額などの詳細は明らかになっていない。
CAでは、同社が展開する「eTrust」ブランドのもとでPestPatrolの技術を販売する。「eTrust PestPatrol」として、ウイルスや迷惑メール対策などのソリューションとともに提供していく予定だ。
PestPatrolのスパイウェア対策技術は定評があり、日本でも販売されているほか、世界100カ国以上で使用されている。また、米Yahoo!が提供するYahoo! Toolbarの中にもPestPatrolの機能限定バージョンが組み込まれている。
なお、スパイウェアに関する研究を行なってきたPestPatrol Center for Pest Researchは、買収に伴ってCAのSecurity Advisor Serviceと統合される。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www3.ca.com/Press/pressrelease.asp?CID=61871
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/08/18 13:28
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