楽天と同社子会社の楽天トラベルは18日、旅行予約サイト「旅の窓口」と「楽天トラベル」を9月14日に統合すると発表した。新たに海外航空券の取り扱いも開始する。
楽天は2003年9月、「旅の窓口」の運営会社であるマイトリップ・ネットを買収。それまで「旅の窓口」が注力していたビジネスマンの出張による需要に加え、レジャー関連のサービスの展開を図ってきた。2004年8月1日には、マイトリップ・ネットと楽天トラベルが合併している。
統合後は「楽天トラベル」としてサイトを運営し、レジャー部門の強化を加速するとともに、総合旅行サイト化を推進する。まずは、新たに海外航空券の取り扱い事業へ参入。海外航空券の卸売り事業を手がけるワールドトラベルシステムと業務提携し、11月をめどに「楽天トラベル」上から海外航空券の予約・販売を行なえるようにする予定だ。
なお、楽天トラベルとワールドトラベルシステムの業務提携に伴い、楽天はワールドトラベルシステムへ一部出資することを決定している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.rakuten.co.jp/info/release/2004/0818.html
旅の窓口
http://www.mytrip.net/
楽天トラベル
http://travel.rakuten.co.jp/
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・ 楽天、「旅の窓口」のマイトリップ・ネットを100%子会社に(2003/09/04)
( 永沢 茂 )
2004/08/18 17:42
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