米調査会社のNielsen//NetRatingsは18日、米国のインターネットユーザーのブロードバンド接続利用率が初めて半数を超えたと発表した。昨年調査時の2003年7月にはブロードバンド利用率は38%だったが、2004年7月の調査では51%に達し、ついにナローバンド利用率の49%を上回った。
年代別で見ると、ブロードバンド利用率が最も高かったのは18歳から20歳までの59%だった。次いで2歳から11歳までの子供が58%、25歳から34歳が55%などとなっており、概して2歳から34歳までの年代層でブロードバンド利用率が半数を超えていた。一方、65歳から99歳までの年配層ではブロードバンド利用率は34%と大幅に低い傾向が見られた。
調査結果についてNielsen//NetRatingsのシニアディレクターでアナリストのMarc Ryan氏は、「我々はこの激しい成長率は来年も続き、インターネットユーザーの多くがブロードバンド接続でインターネットにアクセスするようになると期待している」とコメントしている。
なお、この調査では、DSLやケーブルモデムのほか、ISDNもブロードバンドに含まれている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文、PDF)
http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_040818.pdf
関連記事:ネットレイティングス調査、ブロードバンド人口が50%を超える
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0526/netr.htm
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/08/19 11:51
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