米Symantecは18日、「Norton AntiVirus 2005」「Norton Personal Firewall 2005」「Norton AntiSpam 2005」「Norton Internet Security 2005」の米国での発売を発表し、オンラインでの予約受付を開始した。米国での発売予定日は8月後半から9月中旬の予定だ。これらの製品はすべてWindows XP SP2に対応している。
Norton AntiVirus 2005では、新たに「Internet Worm Protection」機能が追加された。これまでウイルス対策ソフトの多くが防げなかったOSなどの脆弱性を突くワームを防ぐための機能で、それらの脆弱性を使ってポートを開こうとするコードを事前に阻止する。
Norton Personal Firewall 2005はフィッシング詐欺などに対応し、信頼できないWebサイトに個人情報を記入した際にユーザーに警告する機能が追加された。さらに外部からの複合的な攻撃に対応するための侵入防御機能も強化された。
Norton AntiSpam 2005では、メールのメッセージに含まれる偽装したURLや偽のセンダーアドレスを持つメッセージを認識したり、わいせつなメールや特定の言語のメールを受信しないよう設定することが可能になった。Outlook、Outlook Express、Eudoraのほか、今回からYahoo!のWebメールにも対応した。
Norton Internet Security 2005には上記3種類のソフトに加えて、ウイルスが急速に感染を広めている時に警告を発してユーザーにどのような対処方法をとればよいのかを説明する「Outbreak Alert」機能が含まれている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.symantec.com/press/2004/n040818.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/08/19 12:19
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