アシアルは、レンタルサーバー業者向けにPHP言語のスクリプトを暗号化する「ionCube PHP Encoder DataCenter版」を8月20日に発売する。初期費用はライセンス料としてサーバー1台につき17,800円。月額費用は基本使用料がサーバー1台につき3,000円、利用料がユーザーごとに500円必要だ。サーバーOSとしてはLinuxとFreeBSDに対応する。
ionCube PHP Encoderは、PHPスクリプトを暗号化した上で、コンパイルしてソースコードへ逆変換できない状態にするセキュリティソフト。レンタルサーバー業者向けのDataCenter版は、暗号化機能を共有サーバーや専有サーバーのユーザーを利用できる。違和感なくPHPスクリプトを暗号できるように、専用のWebインターフェイスを用意。暗号化したファイルは暗号化したサーバーでのみ動作可能で、他のサーバーでは動せないようになっている。また、PHPスクリプトを高速化する「ionCube PHP Accelerator」が無償で提供される。
アシアルでは、「DataCenter版を使用する事で、ハッキングなどによるプログラムの漏洩といったユーザー側の被害を予防できる。また、事業者側にとっても、データベースのパスワードや提供するスクリプトのソースコード保護が可能になり、秘密情報の漏洩を防げる」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.asial.co.jp/company/news_detail.php?id=10
製品情報
http://www.asial.co.jp/products/ioncube/encoder/datacenter.php
( 鷹木 創 )
2004/08/19 20:01
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