バーテックスリンクは24日、ウイルス対策・コンテンツフィルタリングゲートウェイソフトの新バージョン「Webwasher AntiVirus 5.1」を10月上旬より出荷すると発表した。セキュリティ修正プログラムやウイルス対策ソフトのパターンファイルが提供される以前に、ウイルスやワームによって行なわれる攻撃“ゼロデイアタック”を防御するための専用機能を新たに搭載した。
1年間のライセンスとサポートを含んだ標準価格は、50ユーザーで307,650円。Webwasher AntiVirusの購入者は無償でバージョンアップできる。対応プラットフォームはWindows Server 2003/2000、Solaris 8/9、Red Hat Enterprise Linux 3、SUSE Linux Enterprise Server 8。
Webwasher AntiVirus 5.1では、Webwasherの開発元である独webwasher.com AG社のプロアクティブ(事前対策)技術と、仮想環境でコードをエミュレートして分析するサンドボクシング(sandboxing)技術を採用。Webやメールなどから例外的な行動を起こすコードや悪意のあるコードを検知し、ゲートウェイで防御する。最新のアルゴリズムを組み合わせることで、ふるまいをチェックする従来の方法に比べてパフォーマンスは10倍程度優れているとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.vertexlink.co.jp/press2004082401.html
関連記事:バーテックスリンクが独webwasher.comのソリューション販売開始
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1217/webw.htm
( 永沢 茂 )
2004/08/24 15:18
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