IBMの音声認識技術を搭載した「Opera 7.60」のプレビュー版

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IBMの音声認識技術を搭載した「Opera 7.60」のプレビュー版

音声認識機能の設定画面

　ノルウェーのOpera Software ASAは、タブ切り換え型Webブラウザ「Opera 7.60 Preview 1」の英語版をリリースした。Windows XP/2000/NT/Me/98/95に対応したWindows版に加え、Linux、FreeBSD、Solarisなどで利用できるUNIX版を提供。無料で利用できるが、広告を非表示にする有料版（39ドル）も用意されている。

　Opera 7.60 Preview 1では、米IBMが開発した音声認識技術「Embedded ViaVoice」を搭載。「XHTML+Voice Profile v1.2」と「CSS3 speech module」に準拠するWebサイトで、英語による音声読み上げを利用できるほか、英語による音声でスクロールや移動などの操作が可能になった。なお、この機能はWindows 2000/XPで利用できる。

　また、ウィンドウ幅に応じてWebページの表示を自動で縮小する「Medium-Screen Rendering」機能も搭載。このほか、初回起動時の設定でブラウザ、チャット、メールなどの機能のうち、利用したい機能のみを起動させるように選択できるようになっている。


通常の表示	Medium-Screen Renderingを適用した。ウインドウ幅に応じて画面を縮小

関連情報

■URL
　 Opera Software - Beta Testing
　 http://snapshot.opera.com/
　 Opera Web Browser
　 http://www.opera.com/

■関連記事
・未公開の脆弱性などを修正した「Opera 7.54英語版」リリース（2004/08/06）

（鷹木創）
2004/08/26 13:24

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