米Microsoftは25日、Windows XP SP2の一部として「Windows XP Tablet PC Edition 2005」(Tablet PC 2005)の提供を開始したと発表した。既存のTablet PCユーザーに対して、自動アップデートを通じて無償で提供されている。
Tablet PC 2005は、手書き文字入力の使い勝手を向上させたバージョンアップ版。従来、画面下部に固定されていた手書き入力パネルが、入力フィールド付近にポップアップ表示されるようになる「インプレースTIP」機能を搭載。入力するとすぐに認識してテキスト表示する「リアルタイム認識」機能も装備し、インプレースTIP上でテキストの確認や修正が可能になった。また、入力文字数に応じて自動的に入力エリアに行を追加するようになり、長文の入力にも対応したという。
手書き認識については、URLやメールアドレスなど入力フィールドに応じて文字認識のルールを設定する機能や、文章の文脈を判断して適切な認識を行なう機能を搭載。認識精度を高めたとしている。
このほか、Windows XP SP2と同様にMicrosoft Office Systemとの連携強化や、Bluetoothへの対応強化なども実施されている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/aug04/08-25XPRelease2005PR.asp
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( 鷹木 創 )
2004/08/26 16:54
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