ネットレイティングスは30日、Nielsen//NetRatingsのインターネット利用動向調査の結果をもとに、スポーツ情報サイトへのアクセス状況をとりまとめた。アテネオリンピック開幕後に利用者が急増しており、特にYahoo! JAPANのオリンピック特集サイトが人気を集め、同サイトの8月第3週における利用者は482万人に達した。
調査によると、家庭のPCからスポーツ関連サイトへ訪問した人の数は、8月第1週までは600万人台半ばで推移していたのが、オリンピックが開幕した第2週には約100万人増加し742.2万人に、さらに第3週には870.9万人に急増した。
利用者増には、Yahoo! JAPANの「アテネオリンピック特集」が貢献しているという。同サイトの利用者は8月第1週に50万人だったのが、第2週には309.2万人に、第3週には482.1万人に増加した。第3週に至っては、全スポーツカテゴリーの利用者の半数以上が利用していたことになる。ネットレイティングスでは、「ふだんスポーツ関連サイトを利用しないネットユーザーも、同サイトを通してオリンピック関連情報に接していた様子がうかがえる」と述べている。
Yahoo! JAPAN以外のポータルやニュースサイトにおいても、オリンピック特集ページの利用者数が8月第2週から第3週にかけて増加した。主なサイトでは、日刊スポーツ.comの「アテネ五輪特集」が30.5万人から74.1万人に、msnの「アテネ2004特集」が28.5万人から47万人に、asahi.comの「アテネ五輪」が24.3万人から45.9万人に、サンスポ.comの「アテネ五輪特集」が23.2万人から45.9万人に、それぞれ2倍前後の伸びを示した。また、日本オリンピック委員会のサイトも24.6万人から48万人に利用者が増加した。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease08302004_J.pdf
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http://internet.watch.impress.co.jp/static/link/2004/08/12/olympic.htm
( 永沢 茂 )
2004/08/30 15:26
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