Webサイトの制作などを手がける有限会社ユニバーサルワークスは1日、全国の都道府県や政令指定都市などの公式サイトを対象とたアクセシビリティ調査の結果を発表した。
調査は、全盲の視覚障害者を含むテスターが実際に各サイトにアクセスし、同社が定めた50項目のチェックリストに沿って、現段階でどの程度までアクセシビリティに配慮されているか評価したもの。「音声化対応」「操作性」「可読性」「レイアウト」「汎用性」の5分野について、それぞれ6段階で採点している。
調査結果は、自治体ごとに5分野の採点結果がレーダーチャートで示され、音声による読み上げ時間やコメントも添えられている。特に順位が付けられているわけではないが、レーダーチャートから判断する限り、都道府県では宮城県と香川県の評価が高く、これに山梨県、島根県などが続いている。政令指定都市では、さいたま市、大阪市、福岡市が比較的高い評価となっている。
このほかユニバーサルワークスでは、同社がある静岡県内の全市町村の公式サイトについてもあわせて調査結果を発表している。
関連情報
■URL
調査結果
http://www.u-works.co.jp/jichitai/index.html
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( 永沢 茂 )
2004/09/01 18:37
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