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8月のウイルス発生状況は2001年12月以来最多に~ソフォス調査


 ソフォスは、8月度の「月間トップ10ウイルス」を発表した。同社では、8月に1,230件の新規ウイルスを検知・駆除したとしており、2001年12月以来最多だとしている。

 発生したウイルスの被害割合では、メール添付型ウイルス「Zafi.B」が47.4%で首位。ソフォスでは、「7月に比べて10%ほど減少しているが、すぐに消滅する気配はない。すでにZafi.Bに対応した定義ファイルも提供されているが、ユーザーが頻繁にウイルス対策をアップデートする習慣を身に付けなければ、上位を維持し続けるだろう」という。

 2位以下は、Netsky.P(18.0%)、Mydoom.O(7.2%)、Netsky.D(4.8%)、Netsky.Z(3.9%)、Bagle.AA(3.3%)と続く。なお、8月に新規発生したウイルス1,230件は、いずれもトップ10にはランクインしていない。

 このほか、存在しないウイルスに対して注意を呼びかけるメールやメッセージなどの偽ウイルス情報についてもランキングを発表。こちらのトップは、20.1%でHotmail hoax。新規偽ウイルス情報では、フィッシング詐欺を意図したBogus US Bank Email(3.5%)、携帯電話向けのビデオゲーム宣伝メールT-virus(1.9%)などがランクインしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20040901topten.html

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( 鷹木 創 )
2004/09/02 12:08

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