NTT Com、電子決済サービスの会員情報2,431件を含むノートPCが盗難に

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NTT Com、電子決済サービスの会員情報2,431件を含むノートPCが盗難に

　NTTコミュニケーションズ（NTT Com）は3日、電子決済サービス「カルレ」の会員情報2,431件を記録したファイルが保存されている業務用ノートPCが盗難に遭ったと発表した。

　ノートPCは、8月28日に同社社員が帰宅途中に横浜駅で鞄ごと置き引きに遭い、同日、警察に届け出ていたもの。ファイルには会員の氏名と住所、社内における管理番号のみが記録されていたという。また、PCにはハードディスク、OS起動時、ファイルの3段階でパスワードがかけられており、NTT Comでは「今回盗難に遭ったPCからお客さま情報を判読することは事実上不可能と認識している」と述べている。

　NTT Comでは業務用PCの持ち出しに際して、必要な情報のみを保存し、上長の承認を受け、常時手元から離さないとの指導を行なっていたという。今回のファイルも、翌出勤日に直行する場所でシステムメンテナンス作業に使うため、正規の手続きを経て持ち出されたものだった。

　NTT Comでは、「今回の事態を重く受け止め、お客さま情報保護のための指導のさらなる徹底や社員への再教育など再発防止に努めていく」としている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2004NEWS/0009/0903_2.html

（永沢茂）
2004/09/03 20:02

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