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経産省、全国各地で無料の「インターネット安全教室」を10月から開催


 経済産業省は7日、家庭のインターネットユーザーを対象に情報セキュリティを啓蒙するセミナー「インターネット安全教室」を、10月から2005年2月にかけて全国20カ所以上で開催すると発表した。参加費は無料で、計7,000人の参加を予定している。

 安全教室は、経産省とNPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が主催し、警察庁や各県警、県、各地の大学などが後援する。ウイルスやプライバシー侵害、詐欺などの情報犯罪に対する正しい理解を広め、初心者でも安全・快適にインターネットを楽しめるよう啓発するのが目的だという。セミナーは2時間程度で、ビデオやテキストによる解説が行なわれるほか、県警からも被害に遭わないための注意点などが話される。

 開催は今のところ、島根、東京、兵庫、奈良など19カ所が決定しており、このほかに徳島や新潟、大阪でも開催予定だという。定員は各会場100~300人となっており、参加申し込みは各開催地の共催団体で受け付けている。インターネット安全教室は2003年にも10月から11月にかけて全国11カ所で開催され、計2,069人が参加した。

 経産省は一般向けのセミナーのほか、企業のセキュリティ担当者や管理職を対象にした無料の「情報セキュリティセミナー」も、同じく10月から2005年2月にかけて開催する。主催は経産省、情報処理推進機構(IPA)、日本商工会議所。全国16カ所で行なわれ、計3,000人の参加を予定している。


関連情報

URL
  ニュースリリース(経済産業省)
  http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/press/0005557/index.html
  「インターネット安全教室」開催概要(JNSA)
  http://www.jnsa.org/caravan/index.html
  「情報セキュリティセミナー」開催概要(IPA)
  http://www.ipa.go.jp/security/event/2004/sec-sem/


( 永沢 茂 )
2004/09/08 18:01

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