設立100周年を迎えた独ベルリン工科大は23日、PCを再活用するためのプロジェクト「ReUse Computer」を開始したと発表した。
プロジェクトは独連邦政府の教育研究省が支援するほか、同大学も今後3年間で60万ユーロを出資。「ReUse Computer Verein」との協力プロジェクトとしてPCの再生を推進する。プロジェクトでは、使い古したPCを持ち込んだ顧客に対してソフトウェアを含むPCの“再生”や相談などのサービスを提供する。新品を買うよりも30~50%安価に提供するようにするという。
ドイツでは、2002年の時点ですでに200万台の“使用済み”PCが存在し、同量の買い換え需要が発生していることになる。エネルギーに換算すると、470ギガワット時の浪費になるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(独文)
http://www.tu-berlin.de/presse/pi/2004/pi239.htm
( Gana Hiyoshi )
2004/09/27 15:30
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