Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

家庭内LANはまだ有線LANが優勢~BCN総研調査


 BCNの市場調査部門であるBCN総研は1日、家庭内無線LANの普及実態に関する調査結果を発表した。家庭内LANを利用しているユーザーは6割近くに達したが、無線LANの利用者はそのうちの約4割に止まり、半数以上は有線LANを利用しているという結果になった。

 調査は9月1日から3日まで、同社のWebサイト「WebBCN」で実施。1,791件の回答を得た。これによると、家庭内のLAN利用状況について、「無線LAN/無線と有線の併用」が24.2%、「有線LANを利用」が33.1%で、合わせて57.3%が家庭内LANを利用していた。「LAN未対応」は38.6%で、「不明」が4.1%あった。

 さらに調査では、家庭内無線LANを構築していたユーザーに屋外の公衆無線LANスポットの認知状況や利用経験についてたずねている。サービスを「知っている」とした人が84.3%あり、認知率は高かったものの、利用経験が「ある」とした人はそのうちの14.8%に止まった。存在を知りつつも利用しない理由としては、「屋外利用の必要性がないから」(54.0%)、「近隣にスポットがないから」(50.5%)が突出していたという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://ranking.computernews.com/marketview/newsimages/2004_10_1.pdf

関連記事
Wi-Fiの利用は職場よりも家庭の方が進んでいる~米IDC調査(2003/09/12)


( 永沢 茂 )
2004/10/01 21:26

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.