| IRIコミュニケーションズは5日、PCが使用しているIPアドレスを管理し、盗難の際に追跡やデータ保護を行なうソフトウェア「nTracker」シリーズの販売を開始した。価格はパッケージ版の「nTracker 3.0J」が7,140円。複数台のPCの管理が可能となる「nTracker Enterprise Edition」は、サーバー側が200万円、クライアント側が1台あたり7,140円、メンテナンス費用が年額で価格の20%となる予定。対応OSはクライアント側がWindows XP/2000/Me/98、サーバー側がWindows 2000 Server。
 
 nTrackerは、PCにインストールすることで使用しているIPアドレスを管理し、通常使用しているネットワークとは別のネットワークに接続された場合に、メールで情報を自動通知する。情報は暗号化された形で送信され、ソフトウェアのアンインストールにはパスワード入力が必要となる。また、フォルダやファイルの暗号化機能を備え、盗難時の情報漏洩防止にも役立つ。
 
 今回、これまで販売してきたパッケージ版の「nTracer 3.0J」に加え、複数台のPCを管理できるタイプの「nTracker Enterprise Edition」をラインナップに追加。Enterprise Editionでは、AcitiveXを利用したクライアントPCへのソフトウェアの自動インストール、送信情報の一括管理、サーバー側からの遠隔操作によるフォルダの暗号化・削除などの機能を備える。
 関連情報
 
 ■URL
 ニュースリリース
 http://www.iri-com.co.jp/aboutus/press/041005.html
 
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( 三柳英樹 )
2004/10/05 18:42
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