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イー・アクセス、日本テレコムとの資本関係解消で「フェアな競争環境に」


 ソフトバンクは5日、同社の100%出資子会社である日本テレコムが保有するイー・アクセスの株式と新株予約権を全て売却したと発表した。

 売却したのは、株式166,670株と新株予約権11,852個(59,260株相当)で、売却額は183億円。これまで日本テレコムは、イー・アクセス株式の12.87%(新株予約権も換算すると16.68%)を保有していた主要株主だった。

 一方イー・アクセスでは、今回の売却を歓迎するコメントを発表。間接株主だったソフトバンクがイー・アクセスとはDSL事業で競合関係にあったことから、資本関係が解消されたことで、「フェアな競争を行なう環境が整った。当社は、DSL事業のみならず、新しい成長分野であるモバイルブロードバンドについても、今後とも積極的に取り組んでいく」としている。


関連情報

URL
  ソフトバンクのニュースリリース
  http://www.softbank.co.jp/news/newsrelease/2004release/041005_0001.html
  イー・アクセスのニュースリリース(PDF)
  http://www.eaccess.net/company/press/2004/041005-1.pdf

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ソフトバンク、日本テレコム保有のイー・アクセス株式を全て売却へ(2004/10/04)


( 永沢 茂 )
2004/10/06 15:36

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