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IPv6は2008年に約1,000億円の市場規模に~IDCジャパン調査


 IDCジャパンは6日、2004年上期における国内通信事業者のIPv6サービス市場規模と、今後の成長見通しを発表した。調査では、2004年上期のIPv6市場規模を約4億5,000万円と推測し、今後の成長見通しについては、3通りのシナリオに基づくシミュレーションを行なっている。

 成長見通しの第1のシナリオでは、IPv6の持つ優位性を活かした展開で市場が大きく成長し、2008年には約1,000億円の市場規模に達すると予測。第2のシナリオでは、IPv4からの部分的な移行を中心として徐々に市場が成長し、2008年の市場規模は約420億円。第3のシナリオでは、IPv6の抱える諸問題が解決されないため市場はあまり成長せず、2008年の市場規模は約120億円と予測している。

 IDCジャパンでは、市場が急成長する第1のシナリオが達成される可能性が大きいとみているとしており、主な理由としてはIPv6提供側の諸準備がほぼ整いつつあり、2005年以降のサービス提供体制が問題ない段階に来ていることなどを挙げている。


関連情報

URL
  IDCジャパン
  http://www.idcjapan.co.jp/


( 三柳英樹 )
2004/10/06 20:52

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