総務省は、有識者や電気通信事業者との意見交換を目的とした「IP電話のネットワーク/サービス供給に関する研究会」を開催する。同研究会は2004年度中に4回程度開催される予定で、第1回会合が10月28日に開催される。
総務省では2003年度から電気通信事業分野の競争評価に取り組んでおり、2004年度はインターネット接続のほかに移動体通信やIP電話についても分析を行なう予定。この一環として有識者や電気通信事業者を交えた意見交換や発表を行ない、IP電話のネットワークやサービス供給の構造に係る現状や問題点などを共有することを目的として研究会を開催する。
研究会ではIP電話事業の広がりや競争状況、ブロードバンドサービスとの関係などが検討のテーマとしてあげられている。10月28日に開催される第1回会合では法政大学経済学部の黒川和美教授が座長を務め、7人の教授・助教授が参加する。
関連情報
■URL
総務省 報道資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/041007_4.html
■関連記事
・ 総務省、2003年度におけるFTTHやADSLなどの競争状況の評価案(2004/04/28)
( 甲斐祐樹 )
2004/10/07 22:06
- ページの先頭へ-
|