マイクロソフト、広島大学とアクセシビリティ分野などで共同活動

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マイクロソフト、広島大学とアクセシビリティ分野などで共同活動

広島大学の牟田泰三学長（左）と、マイクロソフトのマイケル・ローディング社長（右）

　マイクロソフトと広島大学は13日、アクセシビリティ分野およびセキュリティ分野での共同活動を実施することで合意したことを発表した。

　アクセシビリティ分野での共同活動は、障害者が健常者と同等に日常生活でITを活用できることを目的として、障害者にIT指導をする人材の育成を推進。広島大学は育成のための教育カリキュラムの研究開発を行ない、マイクロソフトが研究開発に必要な情報提供と技術指導協力を行なう。また、マイクロソフトのソフトウェアに実装されるアクセシビリティの新機能について、広島大学で先行検証を行なう。

　広島大学では、障害学生の就学支援を「高等教育のユニバーサルデザイン化」と位置づけて大学全体で推進している。今回のマイクロソフトとの協力により、障害学生の支援技術の開発を進めるとともに、障害学生が自らその技術を身に付け、他者への指導を行なうリーダーとしても活動できるようにするための人材育成プログラムの開発を進めたいとしている。

　また、セキュリティ分野の共同活動としては、マイクロソフトの「MCAセキュリティ」のトレーニングカリキュラムを活用して、広島大学の全学生および全教職員を対象に、情報セキュリティに関するトレーニングを2005年4月から実施する。広島大学では同時に「広島大学MCAトレーニングセンター」を開設し、セキュリティ教育を推進するための人材育成に取り組む。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2071

（三柳英樹）
2004/10/13 14:26

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