日立製作所、日立電子サービス、トレンドマイクロの3社は14日、日立が企業向けに提供する「ウイルス汚染防止ソリューション」において、事前対策から復旧・分析までのウイルス対策を共同で提供すると発表した。価格はウイルス感染の監視を行なう「監視サービス」の場合で月額18万円から。サービスは10月20日から順次提供を開始する。
ウイルス汚染防止ソリューションサービスでは、日立電子サービスのサポートセンターと全国310カ所のサービス拠点を活かし、トレンドマイクロの遠隔管理システムを用いてウイルス監視やパターンファイルの配布、ウイルス駆除などを一貫したサービスとして提供する。
提供するサービス内容は、ウイルスの侵入や感染の24時間リアルタイム監視サービス(月額180,000円~)、Windows製品を対象にした定期的な脆弱性診断サービス(月額105,000円~)、大規模感染が見込まれるウイルスに対してパターンファイルの配信前に予防ポリシーの適用などを行なう大規模感染予防サービス(月額30,000円~)、ウイルス検出時にシステムの復旧を行なうダメージクリーンナップサービス(月額20,000円~)。各サービスとも10月20日から提供を開始する。
また、ウイルス検出時に日立電子サービスのエンジニアが直接ウイルスの駆除を行なうウイルス駆除サービスと、擬似ウイルスを含む訓練用メールの送信により従業員の反応を分析するウイルス予防訓練サービスを12月1日から提供する。両サービスの価格は個別見積り。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.hitachi-densa.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2004/10/13/041014security.pdf
( 三柳英樹 )
2004/10/14 18:32
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