日本広告主協会Web広告研究会(以下Web広告研究会)は18日、「ブロードバンド環境下における視聴行動変化」に関する研究結果を発表した。
結果によると、2003年の前回調査時71%だった全時間帯におけるブロードバンド環境からの利用者の割合が、今回90%を超えたことがわかった。時間帯別の視聴行動ではピーク時にあたる22時台のWeb利用者数が400万人を突破。22時台の利用者数はこの1年間で1.3倍、100万人以上の増加傾向が見られた。また、男性35~49歳では夜21~23時台の増加が顕著で、各時間帯とも100万人を超えている。
曜日別では、平日と休日ともにゴールデンタイムや深夜、早朝帯の利用者が同水準だったのに対して、休日のデイタイム利用者は平日よりも約100万人多かったという。平日については、利用者数がピークとなる21、22時台で100万人以上、デイタイムでは50万人前後の増加が見られた。
今回の発表は、Nielsen//NetRatingsの「家庭からのインターネット接続の視聴率データ 2004年6月」(サンプル数22,132人)をもとに、Web広告研究会が分析を行なったもの。
関連情報
■URL
社団法人日本広告主協会Web広告研究会
http://www.wab.ne.jp/
プレスリリース(PDF)
http://www.wab.ne.jp/pdf/20041018.pdf
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・ Web広告研究会、「ゴールデンタイム」のブロードバンド利用者数が増加と発表(2004/01/13)
( 増田 覚 )
2004/10/18 19:43
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