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米iDEFENSE、ウイルス対策製品がZIPファイルを検査できない脆弱性を警告


 米iDEFENSEは18日、複数のウイルス対策製品にZIPファイルの中身を正しく検査できない脆弱性を発見したと発表した。

 発見された脆弱性は、攻撃者がZIPファイルのヘッダー情報を偽造することで、ウイルス対策製品の検査を回避することが可能になるというもの。脆弱性は、McAfee、Computer Associates、Kaspersky、Sophos、Eset、RAVの各製品に存在し、Symantec、Bitdefender、Trend Micro、Pandaの各製品については影響がないことが確認されたという。

 iDEFENSEによれば、Computer Associatesが修正用アップデートファイルの提供を開始したほか、McAfeeとEsetの製品では最新版の定義ファイルへの更新によりこの脆弱性の修正に対応するという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.idefense.com/application/poi/display?id=153
  Computer Associatesの対応(英文)
  http://supportconnectw.ca.com/public/ca_common_docs/arclib_vuln.asp


( 三柳英樹 )
2004/10/19 21:11

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