米Googleは21日、株式公開後初めてとなる決算を発表した。2004年第3四半期(7月~9月)の売上高は8億590万ドル、純利益は5,200万ドル(1株あたり19セント)だった。
売上高は、広告主がインターネットを効果的な広告媒体とする認識が広がったことなどを受けて成長した。前年同期比105%増と、1年で約2倍に達している。また、2004年第2四半期からは15%増となる。売上高の内訳は、Googleが保有するサイトからのものが4億1,170万ドル(51%)、AdSenseなどパートナーサイトからのものが3億8,430万ドル(48%)となっている。
純利益は、前年同期が2,040万ドルだったため、1年で約2.5倍に増加したことになる。売上高に対する割合も5.2%から6.5%に拡大した。
GoogleのEric Schmidt CEOは、「我々は、今四半期の結果にとても満足している。記録的な売上と高い利ざや、現金の生成力というすべてが、今四半期の遂行能力の高さを示している。ユーザーと、ユーザーのための優れた製品やサービスの開発に献身したことが、強固な財務結果にはっきりと反映されたかたちだ。絶え間ない技術革新や市場機会と密接に結び付いたユーザーへの貢献が、当社の未来を非常に明るいものにする」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/press/pressrel/revenues_q304.html
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( 永沢 茂 )
2004/10/22 16:24
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