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Apple Remote Desktopの脆弱性を修正したMac OS X用アップデート公開


 米Apple Computerは27日、Mac OS X用のセキュリティ修正プログラム「Security Update 2004-10-27」を公開した。同OSのソフトウェアアップデート機能または同社Webサイトより入手できる。Mac用の遠隔操作・集中管理ソフト「Apple Remote Desktop」に関する脆弱性が修正された。

 この脆弱性は、Apple Remote Desktopの管理者アプリケーション側からクライアントのGUIアプリケーションを起動し、ログインウィンドウの背後でルート権限で実行できるというもの。Apple Remote Desktop Client 1.2.4をインストールしたMac OS X 10.3.xにおいて発生する。ただし、ユーザー名とパスワードが知られていること、クライアント側にアプリケーションを起動・終了する権限が与えられていることなど、いくつかの条件が前提となる。

 今回のアップデートにより、ログインウィンドウがアクティブの間は、Apple Remote Desktopがアプリケーションを起動するのを防止できる。なお、この修正はApple Remote Desktop 2.1にはすでに含まれている。また、Mac OS X 10.3未満では発生しないとしている。


関連情報

URL
  ダウンロードサイト
  http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate20041027ard.html
  Apple Security Updates(英文)
  http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=61798

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( 永沢 茂 )
2004/10/28 17:23

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