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米Microsoft、月例セキュリティパッチ情報を一般ユーザー向けに事前提供


 米Microsoftは、月例セキュリティ修正プログラム(パッチ)の情報を一般ユーザー向けに事前提供する「Security Bulletin Advance Notification」を開始した。11月9日に公開予定のセキュリティパッチの概要をすでに公表している。

 Security Bulletin Advance Notificationは、月例となっているセキュリティパッチの概要をパッチ提供予定日の3営業日前までに公表するというもの。事前に提供することによって、一般ユーザーのパッチ適用プランを手助けすることが目的だ。

 事前情報は、提供予定のパッチ数や各パッチの深刻度、影響が予想される製品などの一般的な情報で、脆弱性そのもの詳細情報は含まれないという。また、あくまで事前情報のため、最終決定された情報ではないとしている。

 なお、11月9日公開予定のセキュリティパッチは1件で、「Microsoft Internet Security and Acceleration(ISA) Server」に関わるもの。深刻度は“重要”で適用後には再起動が必要になる。Microsoftの日本法人によれば「時期は未定だが、国内向けにも提供を検討中だ」としている。

【16:00 追加】

 Microsoftの日本法人でも「Security Bulletin Advance Notification」の日本語版をオープンした。なお、米Microsoftでは事前情報のメール配信も行なっているが、日本法人では「日本語版のメール配信については検討中」だとしている。


関連情報

URL
  Security Bulletin Advance Notificationについて(英文)
  http://www.microsoft.com/technet/security/news/bulletinadvance.mspx


( 鷹木 創 )
2004/11/05 14:34

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