ベリトランスは8日、EC事業者や通販企業などを対象に、コンビニ決済サービス「BuySmartコンビニ」と、オンラインバンキングによるネット振込決済サービスを開始すると発表した。ベリトランスではこれまで、クレジットカードによる決済代行サービスを提供しており、新たなサービスとして両サービスをメニューに追加する。
BuySmartコンビニは、セブン・イレブンやローソンなど大手コンビニ6社の全国28,000店舗での決済サービスを提供するもの。ECサイトなどで買物をしたユーザーが、Webに表示されたオンライン伝票を印刷して店舗に持って行くか、払込票番号を控えてコンビニのレジやキオスク端末で処理することで、代金の決済が行なえる仕組みを提供する。サービス開始は11月11日の予定。
対応するコンビニはセブン・イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートの6社で、全国約28,000店での利用が可能となる。BuySmartコンビニを利用する店舗側の料金は、初期登録料が50,000円、月額基本料が5,000円、トランザクション使用料が15円/件、売上処理量が売上の3%となっている。
ネット振込決済サービスは、ECサイトなどのユーザーが代金の決済方法としてオンラインバンキングを利用した振込決済を利用できるようにするもの。利用形態としては、ECサイトの画面とオンラインバンキングのログイン画面をリンクすることで、ユーザーが振込先や金額を入力することなく自動的に代金の振込決済を行なえるようになる。サービス開始は11月22日の予定。
ネット振込決済サービスで利用できる金融機関は、日本郵政公社、みずほ銀行、東京三菱銀行、三井住友銀行、スルガ銀行、イーバンク銀行、ジャパンネット銀行の各オンラインバンキングサービス。店舗側の利用料金は個別見積もりとなっているが、ベリトランスではコンビニ決済サービスとほぼ同様の価格体系になるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(BuySmartコンビニ)
http://www.veritrans.co.jp/news/release/20041102.htm
ニュースリリース(ネット振込決済サービス)
http://www.veritrans.co.jp/news/release/20041108.htm
( 三柳英樹 )
2004/11/08 19:27
- ページの先頭へ-
|