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KLab、法人向けに個人情報探索ツール「P-Pointer」発売


 KLabは、法人向けに個人情報探索ツール「P-Pointer」を発売した。セキュリティ関連のコンサルティング企業やSIベンダーなどを通じて提供する。価格は最小構成で30万円程度。従業員規模50名程度で50万~60万程度の価格になるという。

 P-Pointerは、企業内のクライアントPCやファイルサーバーなどに含まれる個人情報を探し出すツール。Word、Excelのほか、名刺管理ソフトやデータベースソフトなどのバイナリファイルを探索し、個人情報が保存されているマシンを特定して、保存されているボリュームなどの情報を通知する。

 探索エンジンには、データ変換研究所が開発した高速キーワード検出エンジン「ParaGREP」をベースに、個人情報探査向けにカスタマイズしたもの採用しているという。なお、頻繁に利用される語句や特定のディレクトリ、ファイル拡張子をあらかじめ登録することで検索対象から除外できる。

 今後は、個人情報ファイルの内容を比較し、複数ファイルの関係性を推測することで、情報の親子関係や分散関係を分析するツール「P-FileOptimizer」の提供も予定している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.klab.org/press/2004/041110.html


( 鷹木 創 )
2004/11/10 15:32

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