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インターネットマンション入居者の4割が通信速度には大きな関心示さず


 ファミリーネットジャパン(FNJ)は10日、インターネット対応マンション入居者を対象としたインターネットのアンケート調査の結果を発表した。同調査は、7月26日から8月16日にかけて同社が提供するマンション向けISPサービス「CYBERHOME」のユーザーを対象としたもので、有効回答者数は2,342人。

 調査では、「インターネットでコントロールできたら良いと考えるホームオートメーション機能」という質問では「玄関ドアの施錠確認」が22.2%、「窓やドアの防犯センサーが反応した時に電子メールで通知」が17.3%、「煙・ガス漏れセンサーが反応した時に電子メールで通知」が13.3%、といった回答が上位を占め、ホームオートメーションに対して防犯や防災などのセキュリティ機能を望む傾向が見られた。

 Windowsユーザーを対象としたWindows Updateの実行の有無についての質問では、「必ずアップデートする」と回答したユーザーが59.9%を占めた。しかし、「アップデートをし忘れる事がある」が25.6%、「アップデートをしたことがない」が10.6%で、3割以上のユーザーがアップデート適用を励行していないことがわかる。そのほか、ウイルス対策ソフト導入についての質問では「していない」と回答したユーザーが23.7%に上り、現在でも4人に1人のユーザーがウイルス対策を行なっていないという結果となった。

 また、ユーザーが望むインターネットの実効速度についての質問では「よくわからない」が32.8%と最も多く、以降「70Mbps程度」が25.5%、「50Mbps程度」が12.9%と続く。約4割のユーザーが実効速度に関心を示さない一方で、関心を示すユーザーはより高速な実効速度を求める結果となった。このほか、インターネットテレビやVOD配信サービスについての質問では、「非常に興味がある」が18.2%、「興味がある」が46%となり、ブロードバンドを利用したサービスへの関心の高さが伺えた。


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URL
  ファミリーネットジャパン
  http://www.fnj.co.jp/

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( 大久保有規彦 )
2004/11/10 18:30

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