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ゾープ・ジャパンは17日、オープンソースのWebコンテンツ管理システム「Zope日本語版」のプレビュー版を公開した。初の公式な日本語版となるほか、日本語版独自の機能としてブログシステム「COREBlog」が同梱されているのが特徴。制限の少ないZPLというライセンス方式で無償配布する。
Zopeは、大規模Webサイトのためのコンテンツ管理システムで、NATOや米海軍などの組織で採用実績がある。今回公開した日本語版では、英語版のZopeには一切手を加えず、外部ファイルを追加することでユーザーインターフェイスの日本語化を実現しているという。ゾープ・ジャパンでは、プレビュー版に改良を加えながら、今後はWindowsやMac OS X対応のインストーラのほか、日本語検索機能の統合を順次実現していく予定だ。正式版は2005年第1四半期をめどに公開する。
ゾープ・ジャパンではこのほか、Zope日本語版の無償配布により利用の拡大を図る一方で、デベロッパー向けの商用製品「Zope Enterprise CMS」を開発し、2005年上半期に販売を開始する予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.zope.co.jp/pr/20041117.html
■関連記事
・ ゾープ・ジャパン、コンテンツ管理システム「Zope」の日本での業務を開始(2004/09/01)
( 永沢 茂 )
2004/11/17 21:46
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