シーフォーテクノロジーは19日、ファイルの暗号化ソフトを内蔵した企業向けUSBメモリ製品「CRYPTY U」を12月1日に発売すると発表した。対応OSはWindows XP/2000で、価格は10個セットで92,400円。
CRYPTY Uは、ファイルを暗号化するソフトを内蔵したUSBメモリ製品。PCに装着すると自動的に暗号化ソフトが起動し、USBメモリ内には暗号化してファイルを保存する仕組みとなっていて、直接USBメモリのドライブにはファイルをコピーできない。USBメモリ内に保存できる容量は約50MB。ファイルの復元にはユーザー名とパスワードの入力が必要となるが、2台までのPCについてはあらかじめ認証登録することで入力を省略する設定も可能となっている。
暗号化ソフトはPCの内蔵ディスク内に記録されたファイルの暗号化にも対応しており、それぞれのCRYPTY Uに固有のキーを利用した暗号化と、その都度入力するキーによる暗号化が行なえる。複数のファイルを1つの暗号化された圧縮ファイルにまとめる機能や、データを復元ツールなどで復元不可能な状態で削除する機能を備える。
また、CRYPTY Uには個人情報漏洩事故が起きた場合の賠償責任を担保する損害保険が付いており、ユーザー登録から1年以内に、暗号鍵を他人に盗まれてファイルを復号されてしまった場合などに、1ユーザー企業あたり300万円まで(1事故につき)が保険会社から支払われる。
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■URL
ニュースリリース
http://c4t.jp/corporate/news/press/2004/press_20041119.html
( 三柳英樹 )
2004/11/19 20:27
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