Mozillaプロジェクトによって開発されたWebブラウザのシェアが7.35%に達したことが、オランダOneStat.comの最新調査結果によってわかった。Firefox 1.0の発表の影響で、前回調査に比べて大幅に増加している。
前回調査が行なわれた5月時点で、Mozilla全体のシェアは2.1%だった。今回、Firefox単独のシェアは4.58%にまで増加するとともに、Firefoxを含めたMozillaプロジェクト全体のブラウザのシェアは合計で7.35%に達した。
一方、Internet Explorer(IE)6.0は80.95%のシェアを獲得。IEの他のバージョンも含めたシェアは88.90%になり、5月調査時点に比べて5ポイント減少しているものの、依然として支配的な地位を保っている。
調査結果についてOneStat.comの共同創業者であるNiels Brinkman氏は、「人々がIEからMozillaの新しいFirefoxブラウザへとスイッチしているように見える」とコメントした。なお、Operaのシェアは1.33%、Safariは0.91%だった。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.onestat.com/html/aboutus_pressbox34.html
■関連記事
・ IE下位バージョンのシェアが減少~世界のブラウザシェア調査(2004/01/19)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/11/24 12:29
- ページの先頭へ-
|